速度制限がかかる3日間で10GBってどのくらいのデータ利用量なの?

WiMAXのデータプランには、ギガ放題という月間の使用データ量に制限がないプランがありますが、これには3日間で10GBまでの制限があることをご存じでしょうか?制限と聞くとやや心配になりますが、実際にどれくらい影響があるのか、詳しく解説します。

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YouTubeの場合における10GB制限のサービス利用の目安

WiMAXには「ギガ放題プラン」があります。ギガ放題というのは、Wi-Fiサービスである「WiMAX」の高速通信網WiMAX2+回線を月刊通信量無制限で利用できる「お得な料金」プランのことです。基本的にギガ放題について話す際のWiMAXとは、高速モバイル用回線WiMAX2+をさします。そしてそのギガ放題には、「放題」なのに速度制限がかかるというルールがあります。「放題」なのは月間の通信量に制限は設けていないというものです。月に100GB使おうとも大丈夫です。しかしその中にルールがあるということです。無制限で利用出来るギガ放題を利用していたとしても、3日間の合計のデータ通信量が10GBを越えると速度制限にかかるというものです。それは、3日間で合計10GB使うと翌日の夜だけ1Mbps前後の速度制限がかかるものです。翌日の夜とは18時頃~翌々日2時頃の間です。制限後の最大通信速度はおおむね1Mbpsとなります。そんなに遅くなるのかと一瞬驚きますが、結論から言ってしまうと、YouTubeの通常の利用では速度制限を気にする必要はなさそうです。速度制限後の速度は1Mbpsなので、YouTubeの標準画質の動画は視聴がじゅうぶん可能なレベルです。ネット上でWiMAXの速度制限を批判する内容なども見かけますが、現状は問題ないようです。ちなみにYouTubeで5分間視聴する場合、10GBでどれくらいができるのか調べます。超高画質の場合だとデータ量は約110MBで、10GBで視聴できる回数は約88回(約7時間)です。高画質(HD)の場合ではデータ量約50MBで、10GBで視聴できる回数は約200回(約16時間)です。標準画質(SD)の場合ではデータ量約17.5MBで、10GBで視聴できる回数は約570回(約47時間)です。低画質の場合ではデータ量約10MBで、10GBで視聴できる回数は約1000回(約83時間)です。他にも1発で制限に達してしまう場合がいくつかあるのでご説明します。例えば動画付きのテレビ会議をしてしまうと約90分でアウトです。そして10GBを超えるファイルをダウンロードするとやはり1発アウトとなります。またオンラインゲームや株のトレードなども通信量が大きいのでWiMAX2+をメインで使うのは避けたいところです。

制限の対象となる通信の種類

制限の対象となるのは、WiMAX利用者の約8割が契約するという人気料金プランの「ギガ放題プラン」です。これは、「ネットワーク混雑回避のための速度制限」でWiMAX2+通信回線を管理するUQコミュニケーションズが定めたものです。UQ WiMAXをはじめ、GMOとくとくBBやBroad WiMAX、BIGLOBEなどのWiMAXプロバイダ契約の場合でも共通となっている速度制限です。3日間で10GBを使用した翌日から通信制限、速度制限がかかります。つまり、今日、昨日、おとといの3日間の通信料で決まるというものです。3日間の合計の通信量が10GBとなった、その日の翌日が速度制限の対象です。例えばおととい1GB、昨日5GB、今日3GBではかかりません。おととい3GB、昨日3GB、今日4GBだと制限がかかる、という具合です。

制限となる時間帯

制限となる時間帯は夜間のみです。直前3日間でのデータ通信量が10GBを越えてしまうと、到達した翌日から速度制限の対象となります。ただしWiMAXの通信速度制限は「翌日夕方18時頃~翌々日午前2時頃まで」と夜間の時間帯だけで、制限期間中でも日中の時間帯は問題無くWiMAXを利用できます。その解除方法が気になりますが、自動で解除されます。通信制限の期間を過ぎれば速度制限は自動的に解除されます。特に解除するための手続きは必要ないということです。もし解除されない場合は端末を再起動してみてください。WiMAXの速度制限は18時~2時だけとなるので、その時間帯に利用しないならば、まず速度制限の影響はありません。なかでも、家に固定回線があってWiMAXを外出先で利用しているならば、速度制限をそれほど気にすることはないかもしれません。もし10GBを越えてしまって速度制限にかかったとしても、18時までなら気にせずに高画質の動画も見ることができます。

制限後の通信速度

制限後の最大通信速度は概ね1Mbpsとなります。速度制限中のWiMAXのルーター端末を利用してインターネットに接続が可能で、最大1Mbpsで通信できます。約1Mbpsの速度では、YouTubeの標準画質の動画は視聴可能です。WEBサイトで閲覧することやメールの送受信もできます。このように一切インターネットの通信ができないというわけではありません。そしてWiMAXでは直前3日間のWiMAXのデータ通信量が10GB以下になれば自動的に解除されます。一度速度制限が発生しても、最短で「翌日夕方18時頃~翌々日午前2時頃まで」の8時間だけで終了する場合があるということです。比較的緩やかな通信制限です。ちなみに速度制限された後、実際本当に1Mbsの速度なのかどうかの実験があります。前日に10GB以上を使った状態で翌日18時から速度テストを50回行うというものです。速度測定ツールは「Speedtest.net」というものです。すると平均で約1~3 Mbpsだったそうです。1Mbp以上は確実に出ていて、YouTubeの普通画面はかろうじて止まらずに見れるレベルだったそうです。実験以外の場面で7 Mbpsの時もあったようです。この実験では、10GBに達するまでの実験もしています。ほんとうに10GBまで制限されずに通信できるのか、というものです。それについても全く問題がなかったそうです。むしろ10GBを越えてもしばらくは速度が一向に落ちなかったそうです。これから基地局の拡大なども進めていくとみられるので、より改善も期待できそうです。

WiMAX2+データ利用量の確認方法

気になるWiMAX2+データ利用量の確認方法は以下のようです。WiMAXの速度制限を事前に回避するために、自分がどれくらいWiMAXを使っているのか把握しておくと対処ができそうです。WiMAXの通信量は、WiMAXルーターの画面、プロバイダのマイページ、専用のアプリなどで確認できます。WiMAXルーターの画面での確認が簡単です。そこでは直近3日間のデータ使用量や月間使用量はWiMAXルーターの画面で確認できます。ただしWiMAXルーター上に表示されるのはあくまでもデータ通信量の目安です。またWiMAXルーターの機種によっては、端末上でデータの通信量が確認できません。正確なデータ通信量が知りたい場合は、プロバイダの公式サイトなどで確認するか、専用のアプリを使用して確認するなどします。WiMAX回線を契約しているプロバイダがUQコミュニケーションズ、@nifty、So-netの場合、プロバイダの公式サイトからデータ通信量を確認できます。使っているWiMAXルーターによっては、専用のアプリでデータ通信量を確認できる機種があります。なかには通信量が急に増えた時に通知してくれる便利な機能もあるので、設定しておくと安心です。WiMAXの速度制限対策には、UQコミュニケーションズが提供するデータ量通知サービスも便利です。直近3日間のデータ通信量が10GB以上になった時、あらかじめ登録しておいたメールアドレスに当日の13時以降に通知が届くサービスです。一部のプロバイダ以外で利用が出来ます。速度制限を回避するには、WiMAXのデータ通信量を確認しながら、3日間で10GB以上にならないように調整して使うようにすると良いでしょう。

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